問題
次の□にあてはまる数を求めなさい。
A,B,Cの3人が、学校と駅を結ぶ一本道を途中で引き返すことなく、それぞれ一定の速さで歩きます。8時ちょうどにAは学校から駅へ、Bは駅から学校へ向かって同時に出発し、9時48分にCはBの2倍の速さで駅から学校へ向かって出発しました。また、Aは9時ちょうどにBと、10時ちょうどにCとすれちがいました。CはAとすれちがったときに、その場で何分間か休んでから学校へ向かったところ、Aが駅に着くのと同時に、Cは学校に着きました。
(1) AとBの速さの比は□です。
(2) AがCとすれちがった地点から、AがBとすれちがった地点までの道のりを、Cは□分で歩きます。
(3) B が学校に着くのは□時□分です。
(4) Cが休んだ時間は□分間です。
(5) Bが学校に着いてからすぐに折り返して、それまでと同じ速さで駅に向かうとき、C と出会うのは□時□分□秒です。
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解答
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次の□にあてはまる数を求めなさい。
A,B,Cの3人が、学校と駅を結ぶ一本道を途中で引き返すことなく、それぞれ一定の速さで歩きます。8時ちょうどにAは学校から駅へ、Bは駅から学校へ向かって同時に出発し、9時48分にCはBの2倍の速さで駅から学校へ向かって出発しました。また、Aは9時ちょうどにBと、10時ちょうどにCとすれちがいました。CはAとすれちがったときに、その場で何分間か休んでから学校へ向かったところ、Aが駅に着くのと同時に、Cは学校に着きました。
(1) AとBの速さの比は□です。
(2) AがCとすれちがった地点から、AがBとすれちがった地点までの道のりを、Cは□分で歩きます。
(3) B が学校に着くのは□時□分です。
(4) Cが休んだ時間は□分間です。
(5) Bが学校に着いてからすぐに折り返して、それまでと同じ速さで駅に向かうとき、C と出会うのは□時□分□秒です。問題に図が与えられていないので、自分でダイヤグラムを書くしかない、書けないとお手上げ・・・
(1)
Bの分速を$ \fbox{1} $とすると、Cは$ \fbox{2} $となる。
Aが60分で進む距離を❶とすると、120分では❷となる。
これを使って学校駅間の距離を表すと、
❶+$ \fbox{1} $×60分=❷+$ \fbox{2} $×12分
❶+$ \fbox{60} $=❷+$ \fbox{24} $
$ \fbox{36} $=❶
以上より、60分でAは$ \fbox{36} $進み、Bは$ \fbox{60} $進む。36:60=3:5。(答え) 3:5
(2)
対象となる道のりは❷-❶=❶=$ \fbox{36} $で、Cの速さは分速$ \fbox{2} $より、かかる時間は$ \fbox{\( \displaystyle \frac{36}{2} \)} $=18分。(答え) 18分
(3)
(1)と同様にBの分速を$ \fbox{1} $とすると、駅学校間の距離は$ \fbox{96} $と表せるので、$ \fbox{96} $÷$ \fbox{1} $=96分。よって、9時36分。(答え) 9時36分
(4)
Bの速さを同じく分速を$ \fbox{1} $とすると、Aの速さは分速$ \fbox{\( \displaystyle \frac{36}{60} \)} $=$ \fbox{\( \displaystyle \frac{3}{5} \)} $となり、距離$ \fbox{96} $をAが歩く時間は$ \fbox{96} $÷$ \fbox{\( \displaystyle \frac{3}{5} \)} $=160分で、10:40に駅に着く。
Cが休みなく歩くと、学校までかかる時間は、$ \fbox{96} $÷$ \fbox{2} $=48分で、10:36に学校に着く。
10:40-10:36より、休んだ時間は4分となる。(答え) 4分
(5)
Cが休みなく歩いて10:40に学校に着くための出発時間は、10:40-48分より9:52。
Bは片道96分かかるので再び駅に着く時間は、8:00+96×2より、11:12。
図の様に、❺:❹の相似な三角形を利用してBとCが出会う時間を求める。9:36+(11:12-9:36)×$ \displaystyle \frac{❹}{❾} $=(9:36から42$ \displaystyle \frac{2}{3} $分後)=10時18分40秒。
(答え) 10時18分40秒