数列-2-6

数列-2-6(慶應義塾湘南藤沢中等部2022/規則性をみつけて順番に数を出していこう)

数列-2-6

問題

 問題(慶應義塾湘南藤沢中等部2022/規則性をみつけて順番に数を出していこう)

数列-2-6右の図のように数のかかれた白いカードと黒いカードが並べてある。

(1) 10段目の左から4番目のカードの数を求めなさい。
(2) 15段目のすべての白いカードの数の和を求めなさい。
(3) ある段の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和を比べたら,その差が61であった。そのような段は何段目と何段目ですか。


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解答

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数列-2-6右の図のように数のかかれた白いカードと黒いカードが並べてある。

(1) 10段目の左から4番目のカードの数を求めなさい。
(2) 15段目のすべての白いカードの数の和を求めなさい。
(3) ある段の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和を比べたら,その差が61であった。そのような段は何段目と何段目ですか。

 


 

(1)
図の規則性より、
・奇数段は白いカードからは始まり、偶数段は黒いカードから始まる
・n段目の始めの数=1つ前の段の始めの数+1つ前の段数
・n段目はn枚のカードがある
とわかる。
9段目の始めの数=29+8=37
10段目の始めの数=37+9=46
よって、10段目の左から4番目のカードの数は、46,47,48,49より、49。

(答え) 49

 

(2)
11段目の始めの数=46+10=56
12段目の始めの数=56+11=67
13段目の始めの数=67+12=79
14段目の始めの数=79+13=92
15段目の始めの数=92+14=106
15段目は奇数段なので白いカード106から始まり15枚のカードがあるので、106から120まで。
よって、白いカードの数の和=106+108+110+112+114+116+118+120=904

(答え) 904

 

(3)
【偶数段目について】
2段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は1
4段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は2
6段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は3
8段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は4
・・・
□段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は61
□には122が入る。

【奇数段目について】
3段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は5
=4+1=(3×1+1)+1
5段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は13
=11+1+1=(5×2+1)+1+1
7段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は25
=22+1+1+1=(7×3+1)+1+1+1
9段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は41
=37+1+1+1+1=(9×4+1)+1+1+1+1 ⇐ この時点で61に大分近い
11段目の白いカードの数の和と,黒いカードの数の和の差は前述の式の規則性から、
(11×5+1)+1+1+1+1+1=61 ⇐ 61が出た

よって、11段目と122段目

(答え) 11段目と122段目

 

 

hajizo
ではまた~