問題
左図の台形 ABCD は,ADとBC が平行で,AD=6cm,BC=9cmです。辺 AB上に点 Pをとると,三角形PCDと台形ABCDの面積比が5:9でした。
このとき、次の問いに答えなさい。
(1) 点 P をとおり,ADに平行な直線と辺CDとの交点をQとするとき,PQの長さを求めなさい。
(2) AP:PBを最もかんたんな整数の比で表しなさい。
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解答
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左図の台形 ABCD は,ADとBC が平行で,AD=6cm,BC=9cmです。辺 AB上に点 Pをとると,三角形PCDと台形ABCDの面積比が5:9でした。
このとき、次の問いに答えなさい。(1) 点 P をとおり,ADに平行な直線と辺CDとの交点をQとするとき,PQの長さを求めなさい。
(2) AP:PBを最もかんたんな整数の比で表しなさい。
(1)
図の様に、辺ADの延長線上で平行四辺形をつくれるところに点Eをおき、4つの三角形の面積を(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)として面積比を考える。
(ア):(イ)+(ウ)+(エ)=1:5
(イ)+(エ):(ウ)=4:5
数字をそろえると、(・・・連比を使って)
(ア):(イ)+(ウ)+(エ)=9:45
(イ)+(エ):(ウ)=20:25
平行四辺形の面積が54(=9+45)、点Pが辺BE上にある場合には(ウ)の面積が27(=54÷2)になるが、実際には25なので、
PQの長さ=9×$ \displaystyle \frac{25}{27} $=8$ \displaystyle \frac{1}{3} $cm(答え) 8$ \displaystyle \frac{1}{3} $cm
(2)
辺BAと辺CDを延長してできる交点を点Fとする。CF:DF=9:6より、その他の長さの比も図の様にわかるので、AP:PB=2$ \displaystyle \frac{1}{3} $:$ \displaystyle \frac{2}{3} $=7:2
(答え) 7:2