回転体-2-1

回転体-2-1(世田谷学園中学2016/三角形を回転させた三角すいの表面積と体積)

回転体-2-1

問題

 問題(世田谷学園中学2016/三角形を回転させた三角すいの表面積と体積)

下の図1は直角三角形ABCに,点Cを通り辺ABに平行な直線Lをひいたものです。また,図2は図1の直角三角形ABCに,AC =DCとなるように直角三角形ABDをつけ加えたものです。このとき,次の間いに答えなさい。(円周率は3.14とする)

回転体-2-1

(1) 図1において, 三角形ABCを直線Lを軸として1回転させてできる立体の表面積は何cm2ですか。
(2) 図2において, 三角形ACDを直線Lを軸として1回転させてできる立体の体積は何cm3ですか。

 


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解答

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下の図1は直角三角形ABCに,点Cを通り辺ABに平行な直線Lをひいたものです。また,図2は図1の直角三角形ABCに,AC =DCとなるように直角三角形ABDをつけ加えたものです。このとき,次の間いに答えなさい。(円周率は3.14とする)

回転体-2-1

(1) 図1において, 三角形ABCを直線Lを軸として1回転させてできる立体の表面積は何cm2ですか。
(2) 図2において, 三角形ACDを直線Lを軸として1回転させてできる立体の体積は何cm3ですか。

 


 

(1)
図が、1回転させてできる立体。回転体-2-1

辺ABでできる表面積は、4×(3×2×3.14)=24×3.14

辺BCでできる表面積は、3×3×3.14=9×3.14

辺ACでできる表面積は、5×5×3.14×$ \displaystyle \frac{3}{5} $=15×3.14(この式の考え方は< こちら >)

全体で、(24+9+15)×3.14=150.72

 

(答え) 150.72cm2

 

(2)
回転体-2-1線分ADの延長線と直線Lとの交点をEとすると、AB:BD=4:2=EC:CDとなるので、EC=10cm、EF=6cmとなる。よって、求める体積=三角形ECDでできる円すいの体積-(三角形EFAでできる円すいの体積+三角形CFAでできる円すいの体積)となる。

三角形ECDでできる円すいの体積=5×5×3.14×10×$ \displaystyle \frac{1}{3} $=250×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $

三角形EFAでできる円すいの体積=3×3×3.14×6×$ \displaystyle \frac{1}{3} $=54×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $

三角形CFAでできる円すいの体積=3×3×3.14×4×$ \displaystyle \frac{1}{3} $=36×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $

求める体積={250-(54+36)}×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $=160×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $=167$ \displaystyle \frac{7}{15} $

 

(答え) 167$ \displaystyle \frac{7}{15} $cm3

 

 

hajizo
ではまた~