問題
下の図1は直角三角形ABCに,点Cを通り辺ABに平行な直線Lをひいたものです。また,図2は図1の直角三角形ABCに,AC =DCとなるように直角三角形ABDをつけ加えたものです。このとき,次の間いに答えなさい。(円周率は3.14とする)
(1) 図1において, 三角形ABCを直線Lを軸として1回転させてできる立体の表面積は何cm2ですか。
(2) 図2において, 三角形ACDを直線Lを軸として1回転させてできる立体の体積は何cm3ですか。
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解答
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下の図1は直角三角形ABCに,点Cを通り辺ABに平行な直線Lをひいたものです。また,図2は図1の直角三角形ABCに,AC =DCとなるように直角三角形ABDをつけ加えたものです。このとき,次の間いに答えなさい。(円周率は3.14とする)
(1) 図1において, 三角形ABCを直線Lを軸として1回転させてできる立体の表面積は何cm2ですか。
(2) 図2において, 三角形ACDを直線Lを軸として1回転させてできる立体の体積は何cm3ですか。(1)
図が、1回転させてできる立体。辺ABでできる表面積は、4×(3×2×3.14)=24×3.14
辺BCでできる表面積は、3×3×3.14=9×3.14
辺ACでできる表面積は、5×5×3.14×$ \displaystyle \frac{3}{5} $=15×3.14(この式の考え方は< こちら >)
全体で、(24+9+15)×3.14=150.72
(答え) 150.72cm2
(2)
線分ADの延長線と直線Lとの交点をEとすると、AB:BD=4:2=EC:CDとなるので、EC=10cm、EF=6cmとなる。よって、求める体積=三角形ECDでできる円すいの体積-(三角形EFAでできる円すいの体積+三角形CFAでできる円すいの体積)となる。三角形ECDでできる円すいの体積=5×5×3.14×10×$ \displaystyle \frac{1}{3} $=250×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $
三角形EFAでできる円すいの体積=3×3×3.14×6×$ \displaystyle \frac{1}{3} $=54×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $
三角形CFAでできる円すいの体積=3×3×3.14×4×$ \displaystyle \frac{1}{3} $=36×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $
求める体積={250-(54+36)}×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $=160×$ \displaystyle \frac{3.14}{3} $=167$ \displaystyle \frac{7}{15} $
(答え) 167$ \displaystyle \frac{7}{15} $cm3