問題
【図1】のように,はじめに白石を1個置きます。次に,1周,2 周,…と,はじめの白石を正六角形で囲むように黒石を置いていきます。
次の各問いに答えなさい。
(1) はじめの白石をちょうど10周まで黒石で囲むために必要な石の総数は,はじめの白石を含めて何個ですか。
(2) 黒石の総数が1000個のとき,はじめの白石を最大で何周まで黒石で囲むことができますか。
(3) まず,【図1】のように,はじめの白石をちょうど□周まで囲むように黒石を置きました。次に,そこで用いた黒石をすべて使って,【図2】のように,はじめの白石を正方形で囲むように置き直したところ,ちょうど何周かの正方形で囲むことができました。□に入る最も小さい数を求めなさい。
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解答
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【図1】のように,はじめに白石を1個置きます。次に,1周,2 周,…と,はじめの白石を正六角形で囲むように黒石を置いていきます。
次の各問いに答えなさい。(1) はじめの白石をちょうど10周まで黒石で囲むために必要な石の総数は,はじめの白石を含めて何個ですか。
(2) 黒石の総数が1000個のとき,はじめの白石を最大で何周まで黒石で囲むことができますか。
(3) まず,【図1】のように,はじめの白石をちょうど□周まで囲むように黒石を置きました。次に,そこで用いた黒石をすべて使って,【図2】のように,はじめの白石を正方形で囲むように置き直したところ,ちょうど何周かの正方形で囲むことができました。□に入る最も小さい数を求めなさい。
(1)
1周の総数:1+6×1
2周の総数:1+6×1+6×2
3周の総数:1+6×1+6×2+6×3
・・・
10周の総数:1+6×1+6×2+…+6×10=1+6×(1+10)×10÷2=331(答え) 331個
(2)
問(1)の10周の総数と同じように式をつくると、
●周の総数:1+6×1+6×2+…+6×●・・・これが1000に近くなる●を求める。
1+6×(1+●)×●÷2=1000
(1+●)×●=333
18×17=306
19×18=342
●は17が当てはまり、17周まで黒石で囲むことができる。(答え) 17周
(3)
【図2】の▲周の総数を求める。
1周の総数:1+2×4
2周の総数:1+2×4+4×4
3周の総数:1+2×4+4×4+6×4
・・・
▲周の総数:1+2×4+4×4+…+(▲×2)×41+2×4+4×4+…+(▲×2)×4
=1+{(1+2+…+▲)×2}×4
=1+(1+▲)×▲×4、この式が問(2)で使った式
1+6×(1+□)×□÷2=1+(1+□)×□×3と等しくなる□と▲を見つける。1+(1+□)×□×3=1+(1+▲)×▲×4
(1+□)×□×3=(1+▲)×▲×4 ⇐ □に数字を入れてゆく□=1のとき、2×1×3・・・不適切
□=2のとき、3×2×3・・・不適切
□=3のとき、4×3×3・・・不適切
□=4のとき、5×4×3・・・不適切
□=5のとき、6×5×3・・・不適切
□=6のとき、7×6×3・・・不適切
□=7のとき、8×7×3=7×6×4・・・形が合う
よって、7周。(答え) 7