問題
赤・青・緑の3つのランプがあり,2021年1月1日は赤・青・緑すべてのランプが点灯していました。以降,以下のように点灯・消灯をくり返します。
赤いランプは1日点灯すると2日消灯
青いランプは1日点灯すると6日消灯
緑のランプは1日点灯すると□日消灯
また,2022年2月1日までの間に,赤・青・緑すべてのランプが点灯していたのは5日間でした。このとき,次の問いに答えなさい。
(1) 赤と青のランプが両方点灯していたのは,2021年の間で何日間か求めなさい。
(2) □に当てはまる1けたの整数を求めなさい。
(3) 2021年5月13日に点灯しているランプの色を答えなさい。なお,答えの求め方も説明しなさい。
(4) 2022 年2 月1 日までの間で,赤・青・緑すべてのランプが消灯している日は何日間か求めなさい。
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解答
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赤・青・緑の3つのランプがあり,2021年1月1日は赤・青・緑すべてのランプが点灯していました。以降,以下のように点灯・消灯をくり返します。
赤いランプは1日点灯すると2日消灯
青いランプは1日点灯すると6日消灯
緑のランプは1日点灯すると□日消灯
また,2022年2月1日までの間に,赤・青・緑すべてのランプが点灯していたのは5日間でした。このとき,次の問いに答えなさい。(1) 赤と青のランプが両方点灯していたのは,2021年の間で何日間か求めなさい。
(2) □に当てはまる1けたの整数を求めなさい。
(3) 2021年5月13日に点灯しているランプの色を答えなさい。なお,答えの求め方も説明しなさい。
(4) 2022 年2 月1 日までの間で,赤・青・緑すべてのランプが消灯している日は何日間か求めなさい。(1)
2021年は365日。
赤いランプは1+2=3日間、青いランプは1+6=7日でひとまとめとする。
3と7の最小公倍数21より、365÷21=17余り8。
あまり8の初日はランプが点灯するので17+1=18日。(答え) 18日
(2)
2021年1月1日から2022年2月1日までは365+31+1=397日。
397÷(5日-1日)=99余り1 ⇒ 3色のくり返す日数の最小公倍数が99に近い日を考える。
3×7×4=84 〇(3色のくり返す日数の最小公倍数)
3×7×5=105 ×
397÷84=4余り61 ⇐ 4+1=5日となるので□は4-1=3となる。(答え) 3
(3)
31+28+31+30+13=133日。
赤:133÷3=44あまり1(最後の日が余りの1日で、その日が点灯する日)
青:133÷7=19あまり0(余りが無いので最後の日は消灯する日)
緑:133÷4=33あまり1(最後の日が余りの1日で、その日が点灯する日)(答え) 赤と緑
(4)
赤が点灯する日:397÷3=132あまり1(点灯する日は133日)
青が点灯する日:397÷7=56あまり5(点灯する日は57日)
緑が点灯する日:397÷4=99あまり1(点灯する日は100日)赤と緑が同時に点灯する日:397÷12=33あまり1(点灯する日は34日)
赤と青が同時に点灯する日:397÷21=18あまり19(点灯する日は19日)
青と緑が同時に点灯する日:397÷28=14あまり5(点灯する日は15日)赤と青と緑が同時に点灯する日:397÷84=4あまり61(点灯する日は5日)
赤と緑だけ同時に点灯する日:34-5=29日
赤と青だけ同時に点灯する日:19-5=14日
青と緑だけ同時に点灯する日:15-5=10日これらをベン図したのが下記の図。
すべてのランプが消灯している日=397-(85+28+56+14+10+29+5)=170日。
(答え) 170日