問題
A店とB店で同じ商品を1個800円で同じ個数仕入れ,それぞれ定価をつけて売りました。A店では28個売れ残り,B店では25個売れ残りましたが,A店,B店ともに利益は仕入れにかかった代金の15%でした。A店でつけた定価が1150円のとき,一つの店で仕入れた商品の個数は[ ① ]個で,B 店でつけた定価は[ ② ]円です。
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解答
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A店とB店で同じ商品を1個800円で同じ個数仕入れ,それぞれ定価をつけて売りました。A店では28個売れ残り,B店では25個売れ残りましたが,A店,B店ともに利益は仕入れにかかった代金の15%でした。A店でつけた定価が1150円のとき,一つの店で仕入れた商品の個数は[ ① ]個で,B 店でつけた定価は[ ② ]円です。
両店とも売れ残りがあるが利益は出ているという意味は、売れた商品の額が【仕入れ値800円×仕入れ個数】を上回っているということ。
そして、売れた商品の額は、15%の利益をのせて全て売れたときと同じ金額になる。仕入れ個数を□個として、面積図で金額を考える。
15%(120円)の利益をのせて□個全て売れたものが㋐、350円の利益をのせて(□-28)個売れたものを㋑とすると、㋐と㋑の面積(金額)は等しい。共通部分を除いた㋒と㋓も等しくなるので、
920円×28個=230円×(□-28)個となる。
(□-28)=112
□=140で、仕入れた商品は140個(①)。A店の売り上げ額である1150×(140-28)=128800円はB店の売り上げ額と同じ。
B 店は115個(=140-25)売れたので、128800÷115=1120円(②)の定価をつけた。(答え) ① 140 ② 1120