平均算-3-1

平均算-3-1(最低点は何点から何点の間にあるか)

平均算-3-1

問題

 問題(最低点は何点から何点の間にあるか)

12人が受けた満点が100点となるテストの結果を見ると下記の(ア)~(オ)のことが分かりました。このことから、最低点は何点から何点の間にありますか。
(ア)全員異なる整数の得点でした。
(イ)下から2人を除いた平均点は65.8点でした。
(ウ)上から2人を除いた平均点は57.2点でした。
(エ)上から2人と下から2人を除いた平均点は60点でした。
(オ)上から2人目の点数と下から2人目の点数の差は35点でした。


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解答

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12人が受けた満点が100点となるテストの結果を見ると下記の(ア)~(オ)のことが分かりました。このことから、最低点は何点から何点の間にありますか。
(ア)全員異なる整数の得点でした。
(イ)下から2人を除いた平均点は65.8点でした。
(ウ)上から2人を除いた平均点は57.2点でした。
(エ)上から2人と下から2人を除いた平均点は60点でした。
(オ)上から2人目の点数と下から2人目の点数の差は35点でした。

 


 

平均算-3-1

 

得点順で1番目~12番目までにL~Aの名前を付け、数字を埋めてゆく。
(イ)と(エ)よりKとLの点数の和は65.8×10-60×8=178。
(ウ)と(エ)よりAとBの点数の和は57.2×10-60×8=92。
C~Jまでは仮の数として平均点の60を入れておく。

 

平均算-3-1

 

C・D・E・F・G・H・I・Jは最も差が少ない場合は56・57・58・59・61・62・63・64となり、KとLは64より大きくなり、AとBは56より小さくなる。・・・(カ)とする

(K+L)-(A+B)=178-92=86と(オ)よりAとLの差が86-35=51(51点差)とわかる。・・・(キ)とする

【補足:Lは大きくても100(100点満点)なので範囲を限定しやすい。Lから範囲を絞(しぼ)る。】

Lは大きくても100で、その時、Kは78(=178-100)であり、(カ)と見比べても問題ない。
Lは小さくても90(178÷2=89なので)で、その時、Kは88(=178-90)であり、(カ)と見比べても問題ない。

よって、Lは90点から100点の間の点数になる。・・・(ク)とする
また、Kは78点から88点の間の点数になる。

 

Aは大きくても45(92÷2=46なので)で、その時、Bは47(=92-45)であり、(カ)と見比べても問題ない。

(ク)と(キ)より、Aは小さくても39(=90-51)で、その時、Bは53(=92-39)であり、(カ)と見比べても問題ない。

【補足:(カ)より、Bは大きくても55なので、その時、Aは37(=92-55)となるが、37では(キ)と(ク)に当てはまらない。】

よって、Bは47点から53点の間の点数になる。
また、A(最低点)は39点から45点の間の点数になる。

 

(答え)最低点は39点から45点の間にある。

 

 ポイント

12人分の点数表を作り、取り得る点数の範囲を細かく調べ上げる。

 

 

hajizo
ではまた~